放ったらかしは楽ですが

こんにちは、studio prism の奥野です💕 今日は朝から嬉しい事がありました。

今朝の「おかあさんといっしょ」の「ポコポッテイト」のエピソードが、メーコブがお気に入りのラムちゃんの好きなタイプが優しい人ということで、優しい人になろうとムテ吉やミーニャになんでもしてあげるというものでした。

それを見ていた娘ちゃんが、「誰かにいじわるしてるのを注意するのが優しさやで。」「誰かがケンカしてたら止めるのが優しさや~。」と言いました。前から正義感は強い子なので、「そうなんや~、強い優しさやな~。」などと言いながら一緒に見ていました。

しばらくして亀の長老様がメーコブに「なんでも言われた通りにするのが優しさじゃない。ダメな事はダメって言うのがほんとうの優しさじゃ。」と言いました。それを聞いた娘ちゃん、「そう❗正解❗」と両手で大きな丸💮「へ~、XXXそんなん知ってたん?」と聞いたら、「うん、だってママがいつも言ってるもん❗」と。泣❗❗

ダメな事はダメっていちいち説明するのは時間もかかるし、体力もいります。それに「何回言っても同じ事する~、分かってないのかな?」と思ったりします。
でも怒られるのはイヤでも、なんで怒ってるのかちゃんと説明して、親が根気強く頑張れば、分かってないようでちゃんと心には届いてるんだな、と思い嬉しかったんです💓

先日の幼稚園での色育講座で、現代社会の問題点などについてお話させていただいた時、私が最近気になった事もシェアさせていただきました。

その1: 娘ちゃん達と公園で遊んでいた時の事。他にも子どもと遊んだり、ベンチで子どもを見てた保護者の方がいたのですが、そんな中、ずっと車の中でスマホをいじっていたママがいました。一緒に遊ばなくても、せめて目が届くところで見守ってあげたら子どもも安心だろうし、何かあってもすぐに気が付いてあげられるのでは、と思いました。

その2: あるカフェでの事。パパ、ママ、5歳ぐらいの女の子が隣のテーブルに座っていたのですが、食べ終わったらパパもママもそれぞれがずっとスマホをいじっていて、その間女の子は一生懸命話しかけたり、退屈そうにテーブルの周りを回ったり。歩き回る事は注意はするのですが、スマホから目を上げる事はなく。一緒にいるようで一緒にいないような印象を受けました。

スマホが悪いと言ってるのではありません。子どもがいる人は自分の時間をあきらめて、したい事を全部我慢しなければいけない、と言っているのでもありません。私もパソコンで何かしてる時は、娘ちゃんに話しかけられても生返事してるし、家事をしてる時は一緒に遊ぼうと言われても「後で」と言って待ってもらいます。でも、便利な世の中だからこそ、その時々で何が大切か優先順位を忘れないように気を付けないといけないと思うんです。

忙しいから、しんどいから、とスマホやゲームに子守りをしてもらう時があってももちろんいいと思います。でも色育講座でもお話させていただく事ですが、親にしか出来ない事がある、親だから出来る事がある。私自身子育ては日々勉強だと思いながら頑張る毎日ですが、それは忘れないようにしたいと思います。そして少しでもいいから、これからも毎日の中で子どもだけを見る時間を作るようにしたいと思います。

放ったらかしは楽ですが、子どもとの関わりの中で「ここが大事」という時は、子どもではなく他の事を放ったらかしにすることを選びます。
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プロフィール

奥野 香代
奥野 香代淡路島の頼れるカラーのプロフェッショナル
淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく
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