アメリカでやっていたこと〜その2

こんばんは、studio prism の奥野です💕 studio prism
もおかげさまで6月10日でオープンから丸3年になります。4年目に向けて仕事の幅もさらに増やしたいと思っており、今後お会いする皆さんに私の経歴を知っていただきたいという思いもあって、今日も昨日に引き続きアメリカでやっていた仕事について書きたいと思います。

6年間広告に携わったところで、日本で母が急に亡くなりました。広告業界は cut throat
と言われ、どのプロジェンクトに参加出来るかは社内のコンペで決まるほどで、その時は同僚からボスまで皆がライバルという環境でした。私は当時、母の事もあって、もっと直接お客様と接し、お客様に喜んでいただくことで自分もハッピーになれる仕事がしたいと思うようになりました。

そこで広告の仕事を辞め、もともとメイクが好きだったので、メイクの仕事をしようと思い、短期のスクールに行きました。修了後は地元のフォトグラファーに
お願いして撮影のメイクをさせてもらい、作品のポートフォリオを作り、デパートのコスメフロアーで面接を取り付け、結果的にシャネルにメイクアップスペ
シャリストとして雇っていただきました。シャネルの仕事は違う州に引っ越した時も、現地の担当の方がポジションを作って下さり続ける事が出来ました。


私は販売のノルマもなかったので、勤務中やイベントの際もひたすらそれぞれのお客様に似合うと思うメイクをすることが出来、結果的にそれで売り上げに貢献できたのだと思います。「結婚して20年、夫に外見について何も言われた事なんてなかったけど、あなたにメイクをしてもらった日、初めて綺麗って言われたのよ。」と後日知らせに立ち寄ってくれるお客様や、結婚式やプロムのメイクに指名してくれるお客様との関わり合いを通して、広告業界では感じられなかった喜びを見つけられたんだと思います。ありがたいことに今の仕事では常にその喜びを感じられるので、本当に幸せな事だと思っています。

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プロフィール

奥野 香代
奥野 香代淡路島の頼れるカラーのプロフェッショナル
淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく
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