マゼンタからの君の名は。
こんばんは、studio prism の奥野です💕 カラーカード、時々引いてみるのですが、今日のカラーはマゼンタでした。マゼンタは、シアン、イエロー、と合わせて色料(絵具やインクのこと)の3原色(C、M、Y)です。色光の3原色はレッド、グリーン、ブルー(R、G、B)。
パソコンで見た時は色鮮やかだった画像が、印刷してみたらなんだか暗く濁ってしまう、という経験ありませんか?それは、パソコンのスクリーンなどでは、色はRGB(光)で表現され、印刷はインクでされるのでCMY+K(ブラック)で表現されるからです。光での混色は加法混色なので色が重なると明るくなりますが、インクでの混色は減法混色なので色が暗くなるんですね。
アニメの世界では、以前はセル画に絵具で着色する手法だったので今のアニメと比べると全体的にトーンが暗く見えますよね。デジタルになって以前のような味がなくなった、と思われるセル画ファンの方もいらっしゃるようですが、デジタルになったからこそ可能になった事の1つが「光」の表現だと思います。
もともとフォトショップ職人だった新海監督の映画は、「絵が綺麗」とよく言われます。「君の名は。」でも特に素晴らしいと思ったのはまさに「光」の描写でした。セル画の時代では不可能な、太陽光の反射や光の眩しさがとても綺麗に描かれていました。
それぞれの時代にはそれぞれの良さがあっていいのでは、と思います😊
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プロフィール
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淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく
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