神戸、20年後

こんばんは、studio prism の奥野です。

20年前の今日、私は日本ではなくアメリカにいました。たまたま寄った日本人の友人の家に残された彼女の母からの留守番電話のメッセージで「淡路島で大きな地震があったらしい」という事を知りました。

自分のアパートに帰って留守番電話のメッセージを再生すると、住んでいた地域のテレビ局というテレビ局からインタビュー依頼のメッセージが残されていました。「いったい何が起こったの?」というのが正直な気持ちでした。

実家への電話は通じず、叔父から家族の無事は確認出来たものの、避難所に電話して親と話せたのは地震から3日後の事でした。家は全壊でした。

私はあの揺れも感じていないし、直後の街も見ていません。私にはずっと、あの日を体験していない者としての心の葛藤のようなものがあります。あの日を体験
された方々が感じたであろう痛み、失望、愛、強さ、希望、その他いろいろな思いを、私は想像することしか出来ません。体験する事なしには本当には共有出来
ないのでは、、、

そんな私は今日仕事で神戸にいました。あの日を体験された方々の20年前の今日と今日までの20年間に思いを馳せずにはいられませんでした。

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プロフィール

奥野 香代
奥野 香代淡路島の頼れるカラーのプロフェッショナル
淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく

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