嵐の会見での衣装の色使いについての所感

こんばんは、studio prism の奥野です💕 国民的アイドルと言われる嵐が2020年末での活動休止をアナウンスして数日が過ぎました。嵐のメンバーの関係性がよく分かる会見だったな、と思います。

ただ私を含めカラーを扱う仕事をしている方は皆さん、どうしても会見の時の衣装の色についてあれこれ考えずにはいられなかったのでは、と思います。

私の第一印象は、カジュアルだな、明るいな、ということでした。今回は謝罪会見ではありませんが、芸能人の方の公式な会見では、一般的に暗めの色のスーツが衣装であることが多いかと思います。

今回は1番多く使われている色はベージュ。次に白、グレー、ピンク。そしてグリーン。大野君のジャケットはティールブルー(青緑)、パンツはグレー。両端の相葉君のトップスにグレーが入っていて、二宮君のパンツもグレーです。

ただパッと見ただけでも真ん中の大野君だけ色味が違いますよね。私の今回の色使いの解釈は、

会見を暗いものではなく、和やかな、柔らかい、明るい前向きな雰囲気にするためにベージュやピンクを多く使う。

活動休止のきっかけになった大野君が言っている事が軽く聞こえないように、真摯な気持ちが伝わるように、ティールブルーのジャケット、申し訳ないという気持ちを表すグレーのパンツ。

ただ大野君だけが謝罪しているように見えないように両端にもグレーを入れてバランスを取る。

あとはニュートラルな白、グリーンもプラス。

衣装担当の方の意図は分かりませんが、私的には今回の会見の色使いは効果的なものだったと思います。

(写真はモデルプレスさんのものです。)

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プロフィール

奥野 香代
奥野 香代淡路島の頼れるカラーのプロフェッショナル
淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく
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