喪服は黒?

こんばんは、studio prism の奥野です💕 最近法事などでブラックフォーマルを着る機会が何度かあったのですが、日本では喪服はずっと黒という訳ではありませんでした。

日本書紀などによると、その昔喪服は白だったのですが、平安時代に一度黒になり、室町時代にはまた白に戻り、最終的には明治時代に欧米諸国の影響を受けて、今のように黒が一般的になったようです。

ですが今でも地域によっては、例えば富山県では、着物の場合は白喪服のところがあるようです。また中村勘三郎さんが亡くなった時に、奥様の好江さんが白喪服を着られたそうですが、白喪服には、「貞女ニ夫にまみえず(ていじょじふにまみえず)」といって、夫が亡くなった後再婚する意思がない事をあらわすこともあるそうです。(好江さんの理由は分かりません。)

黒は死、孤独、恐怖、絶望感などを連想させる色ですが、ポジティブなイメージとしては、かっこよさ、強さ、カリスマ性などがあります。また不安な時や自信のない時に心を支えてくれ、外に向けて鎧のように身を守ってくれる色でもあります。

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プロフィール

奥野 香代
奥野 香代淡路島の頼れるカラーのプロフェッショナル
淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく
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