お客様の好きを大切に

こんにちは、studio prism の奥野です(^^) パーソナルカラーの4シーズンシステムでは、色を明るさや鮮やかさなどの特性で4つのグループに分けていますが、パーソナル、というだけあって同じグループの診断でも似合う色が全く同じではなく、人によって異なります。例えばスプリングの方はスプリングのグループに分類される色しか似合わないのではなく、スプリングのグループに分類される色に多く見られる特性が似合う傾向ということなので、診断結果がスプリングになった時のお客様へのお伝えの仕方が、「スプリングの色がお似合いです。」だけでは十分ではなく、特にお客様が、スプリングの色の例として挙げられているような色を着た事がない、あまり好きではない、という場合、お客様が戸惑ったり不安になったり、という事が起こりかねません。
骨格診断においても、お客様への伝え方やお客様の気持ちに寄り添ったアドバイス、ご提案の仕方がより大切だな、と実感します。
例えば、骨格診断の資料や本などに載っている、ストレート、ウェーブ、ナチュラルタイプそれぞれに似合う洋服の例やイラストは一般的なものですが、コンサルティング中や診断後に目にするものが自分の好みと違う場合、例えお似合いだとしても、そんな服は着たくないのにな、好きな服は違うのにな、と感じ、ご自身の骨格タイプ自体を信じたくない、という気持ちになってしまう可能性があるのは十分理解できます。
診断結果の骨格タイプに一般的に似合うとされる洋服がお客様のお好きなイメージと全く異なる場合は、お客様の好みを大切にしつつより素敵になれるご提案が出来るといいですね。個人的には、生地感や素材、洋服の着方などは骨格がカウントされる割合が高めだと感じるので、お好みのイメージの洋服でお似合いの生地感や素材、着こなし方の例などを骨格タイプによって見ていただいたりします。お似合いの柄や洋服のライン、丈などはお客様の骨格以外の要素によって骨格タイプが同じでも異なりますが、それもお好みを踏まえてお似合いのものをお伝えしたいですね。
たぶんお会いした時に着ているようなものがお好きな事も多いのでしょう。お客様の「好き」を大切にしたいですね(^^)

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プロフィール

奥野 香代
奥野 香代淡路島の頼れるカラーのプロフェッショナル
淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく
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