山崎豊子さん〜カラーのエピソードから〜
こんにちは、studio prism の奥野です💕 先日作家の山崎豊子さんがお亡くなりになりました。「白い巨塔」「沈まぬ太陽」「華麗なる一族」などそのほとんどの作品が映画化、またはドラマ化された著名な小説家さんです。
今日の神戸新聞のコラム、正平調に山崎さんの事が書かれていました。その中で、「作家の使命 私の戦後」という山崎さんがご自身の作品を語ったエッセイからの引用として、
(山崎さんは)「作品で山崎豊子が喋ったのでは小説にならない」ということで、主人公が語り始めるまで待ち続ける。そのため着るものにも気を使った。激しい場面は赤いセーター、クレージーな時は黄か紫。
とありました。記者として養った徹底した現場取材で作品を書き続けた山崎さんでしたが、書いている場面に合わせて着るものの色に気を使っていた、というエピソートからも、山崎さんの作品にかける真摯な姿勢と意気込みが感じられました。山崎さんは、カラーの持つパワーをご存知で、その場面場面で感情を含めてまさに主人公として物語を語る為に、カラーの力を使っていたんだな、と思い感銘を受けました。
私達も毎日の生活の中で、カラーのパワーを借りる事が出来ます。例えば着るものの色だと、
たくさんの人が集まる場所に行くんだけど、親しみやすい雰囲気を出したいな、と思えばオレンジを。
今日は大事なプレゼンだ、この企画は絶対通すぞ!とやる気を出したいときは赤を。
仕事で初対面の人に会うけど、信頼出来る人だと思われたい、と思えばブルーを。
など、自分の着るものの色を相手にもってもらいたい印象によって変えることも出来る訳です。皆さんもぜひ色のパワーを生活の中に取り入れてみてくださいね💓
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プロフィール
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淡路島生まれ。1児の母。
20代30代のほどんどをアメリカで過ごし2009年に帰国。グラフィックデザイン、メイク、と色に携わった仕事の経験を生かすべく、帰国後各種カラー関係の資格を取得し、2013年に起業。サロンでの診断の他、講座・セミナー講師、カラーコンサルタントとして淡路島を中心に活動中。→もっと詳しく
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